意外と楽しめた掘り出しものホラー。
音でびっくりさせない代わりに、主人公の蝕まれていく精神と現実の境目が曖昧になっていく過程が怖い。
なんか貞子みたいなのが出てくるし、ところどころ、話の内容が好きなゲーム《サイレントヒル2》を思わせて、製作者は日本のホラー映画とホラゲが好きなのではないか。
いろいろ考察が捗りそうな内容だけど、五年も何も無く住んでいたし、古い記録映像を見たことがきっかけなので、私は《悪魔のせい》というより《屋敷に秘められた力が主人公の潜在意識にひそむ闇の部分を引き出し、現実に具現化させた》のではないかと。こう書くと本当に《サイレントヒル2》だな。
衝撃のバッドエンドも私好み。
というか《悪魔の棲む家》でも思ったんだけど、あちらは日本と違い100年ものの古い家とか普通に住んでるのはアンティーク好きとしては羨ましい。
んが、いわく付きの家に当たる確率も高いってことだよねえ。で住む側もいわく付きと分かっても、そのまま住み続けるメンタルがすごいな😅