産みの苦しみ…その後
お話の「仕掛け」は勘の良い人なら途中で気づくものかもしれないが、その「種明かし」の部分が節度があると言うか…なんか好ましい（寝室のシーンや街に繰り出すシーンとかの重要なシーンを繰り返さなかった点である。）
作り手の「どや顔」してない感じが、ギミックに頼らない映画作りの姿勢を物語る（苦労して「産み出した」アイディアを後生大事にし過ぎないという「余裕」も感じる。）
シャーリーズ・セロンの元々のスタイルの良さ（頭身の高さ）に肉が付くとなんとも歪なのだが、それはそれで面白い（ランニングのシーン見てると、だらしない身体にちょこんと乗った小顔に違和感を感じる。）
