このレビューはネタバレを含みます
ハッピーな映画が観たくてジャケットのポップな印象で選んだものの、めっちゃ辛い映画だった。(よくよく見たらシャーリーズセロンの疲れ切った表情が物語ってたわ)
途中まではまさに上がり調子で良かったんだけど、多重人格が分かってからは泣いちゃったよ。
一人で抱え込むことなんかないのに、でもそれが彼女なんだもんね。根っからの頑張り屋さんなんだなぁ…。
振り返ってみれば伏線がいっぱい。
限界突破の車の中で、兄から貰った電話番号の紙を見つめてはいるけど、電話するシーンなんて描かれて無かった。
タリーに言った「頼り方が分からないの。」の言葉。
車の中での、
「私を殺さないでね?」「どういう意味?」「自分に聞いてみて。」という会話。
バーでの、
「昔ヴァイオレットって子と住んでたの。この曲は私たちの曲だった。大好きだったけど…。」の言葉。
てか、ヴァイオレットのくだりからして、マーロは多重人格の認識があるってことなの?
あの第二人格のユニークな感じとかは、昔の自分自身??
夫の言う、妻は完璧だと思ってた。とか、
明るくて元気だったからまさか…とか、うるせー!
めいいっぱい反省してこれからは"一緒に"育児してな!!!
最後の、夫婦二人でイヤホンをシェアするシーンは良かった。