Ryohei

ミス・サイゴン:25周年記念公演 in ロンドンのRyoheiのレビュー・感想・評価

4.5
《コロナが終息したらしたいこと:
 ミュージカル観に行きたい》

先日の『レ・ミゼラブル』に引き続き、
今回もミュージカル。

ベトナム戦争末期のサイゴンで、
バーで働くベトナム人キムと
アメリカ人兵士クリスの悲恋を描いたミュージカルの代表作。

今年日本で公演が予定されていたものの、
残念ながら全公演中止が決まってしまったミス・サイゴンです。
(キム役の昆夏美さん見たかったな😢)

本作はロンドンのウエストエンドで実際に行われた25周年記念公演を円盤化したもの。
単純にミュージカル舞台を定点カメラで撮った作品かと思いきや、
カット割からアングルまで映像化するために計算されており、
まるで映画を見ているような感じがしました。
それでいて観客の歓声や笑い声も混ざって聞こえるので、今まで見てきた映画とはまた一味違った新鮮なものを見ている気がして楽しかった。

ミュージカルと言ったら、
NYのブロードウェイ、
ロンドンのウエストエンドと言われるくらいに、
間違いなく世界最高峰のミュージカルを体感できたのではないかと思います。
歌のうまさレベルが違いすぎる…
映像でこれだけ迫力あったんだから、
本場で生のミュージカルの臨場感を体感したら凄いだろうな…

楽曲も勿論素晴らしく
レミゼと同じ制作チームが関わっていたと知って納得。
個人的にはエンジニアの
『アメリカンドリーム』
が印象に残りました。

収録時間が3時間のうち
実質の公演時間は2時間弱で
カーテンコールでオリジナルキャストによる演出が含まれていました。
あの場にいた昔からのファンにとってはたまらない幸せな空間だったと思うな。

いつか自分も本場のミュージカル一回は観に行ってみたい!
Ryohei

Ryohei