原作がある作品って、ストーリーがめちゃめちゃ良かったり悪かったりした場合、それを映画のスコアに反映していいのかいつも悩む…🤔
原作も読んだことがなければ1974年版も観たことがなく、何も知らない状態だったため今作の隅から隅まで楽しめました。
ケネス・ブラナーって、ロックハート先生だったんですね…。ハリポタ好きを自称していたのに知らなかった…。
ロックハート先生とポアロと、直近だとTENETのセイター。それぞれイメージが異なりすぎてて同一人物に思えない。しかも監督までこなす。多才で引く。
登場人物が多いですが、豪華俳優陣のお陰でそこまで混乱せずに観られる親切設計です。
でも顔は分かってもキャラの名前が覚えられないんですよねこういうの…(笑)
あとでじっくり見直したい。
絵作りもミステリーのわりに明るめのシーンが多く、陰気な雰囲気は抑え気味。
列車の中という独特のシチュエーションを生かしたカメラワークも好きな感じでした。もう少し動きがあったらさらによかった。
ラストの謎解きシーンは最後の晩餐のようでゾワっとした。そして少しの哀愁。
2021/23/1
