アガサ・クリスティの推理小説「オリエント急行の殺人」を原作とした、寝台列車での殺人事件が描かれたミステリー作品。
順番は逆になってしまったが、同じくアガサ・クリスティ原作/ケネス・ブラナー監督で製作された「ナイル殺人事件」を観てからの鑑賞。
まずイスタンブールの美しい街並みから始まり、次にオリエント急行のオシャレな内外装、さらに車窓から見渡す壮大な自然の風景に至るまで、その映像の綺麗さにはビックリさせられる。「ナイル殺人事件」を観てる時にも思ったが、これ旅番組として観てても楽しいんじゃないかな。(笑)
さて話は逸れてしまったが、肝心のミステリー部分については、言うことなしの100点満点。“妙に怪しい奴多いな”とか“ポアロさん珍しく苦戦してるな”と思ってたらそういうことね。さすがはミステリーの女王原作。オチを知らずに観て良かったー。
あとやっぱりブークはこっちで先に出て来てたのね。こっちを先に観るべきだったかなー。ただ最後の「ナイル殺人事件」に繋がる終わり方は、時系列的に不自然だと思った。この時点ではまだナイルでの殺人事件は起きてない気がする。
