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オリエント急行殺人事件のwawvv808のネタバレレビュー・内容・結末

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

エルサレムにある教会から貴重な遺物が盗まれるという事件が発生します。誰もが驚く鮮やかな推理でこの盗難事件の犯人を突き止め、見事解決したのは「灰色の脳細胞」を持つベルギー人の名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)でした。彼はトルコのイスタンブールでの休暇を過ごそうとしていたのですが、イギリスでのある事件の解決を依頼されて、急遽オリエント急行に乗ることになったのです。その豪華列車にはポアロの他に、宣教師ピラール、医師アーバスノット、富豪ラチェットとその秘書ヘクターと執事エドワード、教授ゲアハルト、公爵夫人ドラゴミロフと彼女のメイドのヒルデガルデ、家庭教師メアリ、未亡人ハバードなどといった背景が異なる人々も乗車していたのです。

出発して順調に目的地へと向かい始めたオリエント急行内でポアロはある男から声を掛けられます。ポアロに声を掛けたのはアメリカ人の富豪エドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)でした。彼は何者かに脅迫を受けているとポアロに言うのです。高額の報酬と引き換えに自らの身辺警護を依頼するのですが、ポアロはラチェットの申し出をあっさりと拒否するのです。そして深夜。ポアロらが乗る豪華列車オリエント急行は雪崩によって脱線事故を起こして、山腹の高架橋の上で立ち往生をしてしまうのです。乗客たちはいら立ちをあらわにしますが、鉄道会社の重役ブーク(トム・ベイトマン)は快適に過ごせるようにすると約束をするのでした。しかし、列車内で殺人事件が発生するのです。

殺害されたのは乗客の1人で、アメリカ人の富豪エドワード・ラチェットでした。列車に乗り合わせていた医師のアーバスノット(レスリー・オドム・Jr)は死亡推定時刻が深夜12時から2時の間と断定します。鉄道会社の重役であるブークから事件の解決を依頼されたポアロは最初はブークからの依頼を断りましたが、説得されて殺人事件解決に動き出します。オリエント急行に乗り合わせている乗客のひとりひとりから事情を聞いていくのです。数多くの真実が明らかになったのですが、乗客たちにはそれぞれのアリバイがありました。「灰色の脳細胞」を持つ世界一の名探偵ポアロの頭脳でも明確な犯人の姿は浮かび上がってきませんでした。そんな中、ラチェットの部屋から発見された燃え残った手紙からある事実が明らかになるのです。それは殺害されたラチェットがアームストロング事件に関与していたことでした。エドワード・ラチェットはアームストロング夫妻の幼い娘を誘拐して、その命を奪った男だったのです。

乗客からの事情聴取と殺害現場に残された多くの証拠から事件の全容が明らかになり、ポアロは乗客全員に伝えるのでした。それはオリエント急行に乗り合わせていた乗客たち全員がエドワード・ラチェットを殺害した犯人だったということでした。全員がアームストロング家と何らかの関わりがあったのです。全てはハバード夫人(ミシェル・ファイファー)が計画をしたのでした。ハバード夫人は殺されたアームストロングの娘の祖母だったのです。犯人を突き止めたポアロは乗客たちに全てを委ねて、ひとり列車を降りるのです。降りた駅で、ナイル川で起きた事件の解決を依頼され、車に乗り込むのでした。

映画ウォッチより

大学1年の時に視聴。
結末は知っていたけど、そこそこ面白かった。ジョニー・デップが死体役も珍しい。ポアロの寝起きの髭マスクが気になった。続編がありそうな終わり方だった。
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