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サーミの血のrottaのレビュー・感想・評価

サーミの血(2016年製作の映画)
3.8
東京ステーションギャラリーで開催されたルート・ブリュック展で求めた本には、ルート夫妻がサーミ人の友人からもインスピレーションを受けて、素晴らしい創作活動を行ったことが書かれていた。
アラビア社の専属アーティストで都会暮らしだったルートが、ラップランドのサマーハウスで40年も毎夏過ごした意味をぼんやりと考えていた直後に、この映画に偶然出会いました。

ルートの孫はサーミ人の立ち会いのもと、ラップランドで洗礼を受けていて、そのような交流を喜んでいた。厳しい自然の中で自分の血にもがいていた少女の映画と、静謐で愛らしくもあるアーティストの作品。
どちらもサーミが生んだ現実。
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