サーミの血の作品情報・感想・評価

「サーミの血」に投稿された感想・評価

natsumi

natsumiの感想・評価

4.0
印象的だったのは、スウェーデン人で文化人類学を学ぶ大学生とサーミ人のエレ・マリャが話すシーン。スウェーデン人の彼女は身を乗り出してエレと話そうとするも、エレは黙る。

好奇心と差別はどう違うんだろう、と考えるきっかけになった映画。
この映画を観たあとサイードの『オリエンタリズム』を読んで、セルフイメージの確認=差別なんじゃないかと。
おりこ

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3.6
北欧にサーミ人という少数民族がいるのを知る事が出来ただけで見た価値があった。
HtM

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3.5

このレビューはネタバレを含みます

普通の女の子になりたい。
恋愛、勉強だってしたい。
だから私は、ここから出て行く。

サーミ人への差別ってすごかったんだな。

主役の子の演技がすごい。

全体に青みがかった撮り方で
かなり北欧感が出てます。

北の大地って感じ。寒くて暗い。
chisa

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3.9
主人公サーミ人を演じた
レーネ=セシリア・スパルロクさんは、実際もサーミ人でトナカイと暮らしているらしいですが、同じスウェーデン人のノオミラパス に似てる
ノオミさんもサーミの血がどこかで入ってるのだろうか?
今では少数派民族も不当過ぎな差別を受けることは少ないかもしれませんが、
1930年代
映画は、差別の中で自由を求めて家(民族)を飛び出す女の子が、
老人になった時に故郷の肉親のお葬式に参加する現代から始まり、過去へと回想シーンから若かりし自分の話へと。
自然や民族衣装、歌はどれもやはり美く、ストーリーは、混沌としているせいか、澄んでいると思った。
コルトと呼ばれる民族衣装
ブルガリアやスイス、スコットランドのそれにも似て非なりでとても可愛い

日本は単一民族な上、少数派の民族に関心がなくても生きていけるからピンとこない人が多いかも
しかし、こういう事考えられる人でありたい
重い中にもお年頃の女子らしい感じが垣間見えてなんとも言えない気持ち。
こんな酷いこと繰り返したらいけないと素直に思った。
ペイン

ペインの感想・評価

3.9
“基本、この手のヨーロッパ映画にはあまり食指が動かねぇ”

というような私でもなかなか面白いと感じました。へヴィーな映画ですが言葉に頼らない演出に好感。演技も素晴らしいです。

ただ最近ちょっと女子好みな感じのヨーロッパ映画を立て続けに観ていたので、そろそろセックス&バイオレンスな男気全快映画にシフトチェンジしたいです(笑)
AOI

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2.5
わたしには難しかった

石を投げるガキのいじめだけではなくら鼻の高さを測ったり、頭脳が劣っているという教師の差別も酷かった
ぷに

ぷにの感想・評価

-
違う人になりたい、違う人生になりたい。そう思っても私は私でしかなく、37兆個の細胞は生まれかわっていくのに、私はただ私になるだけ。
なんて言ったらいいのか分からない。なんて声をかけたらいいのか分からない。そうすべきでないのかもしれない。私も同じだよとしか言えない気がするけど、それは全く合っていない。
mana

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4.3
文明と少数民族。内に残る人と外に出ていく人との乖離が1番の問題なのかな。エレマリャの選択は間違っていたわけではないのに、ずっと罪の意識を持って生きていかなければならないのはあまりにも酷なことだと思った。

ラップランドの自然とヨイクが物語を儚く彩っていて美しい。
yoeco

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2.8

このレビューはネタバレを含みます

より自由に生きることが、誰かの真似をすることというのは、矛盾をかかえている。
いくら否定して罵倒しても、それは自分へ戻る呪詛。

ラストシーン、長い年月のうちに、バイクやヘリや、近代化が進んでいたサーミの人たちのくらし。スウェーデンとラップランドで折り合いをつける生き方もあったのかもしれないということか。

でもあの時のエレマリャには他にもなかった。
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