主人公を、健気でひたむきな人物像として描かなかったのがよかった
自分の文化を誇って何が悪い、みたいなことを言わせなくてよかった(保守的に見える妹やその他家族にも)
サーミの文化も年々変わっていって伝…
最後にサーミ語で妹に謝るのが…
テントとトナカイしかなかった場所にもバイクがあったり時代が進むと環境も変わるよね
サーミを出て行って葬式まで帰らなかったことが良かったのか否か…
後悔してそうにも見え…
久しぶりに震えるほどよかった。
ただ、その民族に生まれたという理由だけで受ける理不尽で壮絶な差別。
自分たちの言葉を禁じられ、まるで動物実験のように身体を扱われ、尊厳さえも認められないなかで生きる苦…
スウェーデンの人種差別を題材にした映画
サーミである事を否定し続ける主人公マリャの妹が死に葬式に参加するシーンから回想に入り、マリャの半生を描く映画
少数民族サーミの子供であるマリャと妹のニェン…
少数民族サーミ人への差別という、人権先進国の意外な汚点を取り上げた功績に加点。民族、文化の大切さ。アイデンティティを誇れない悲しさ。困難と闘う女性の生き様。唄と衣装が、二風谷で観たアイヌ民族と似てい…
>>続きを読む民族とか出自って、どう隠しても染めようとしても溢れ出てしまうものだよなと、とどのつまり。
少し話は違うけれど、ヘアスタイリストが髪を触れば髪質でどこの民族かわかるって話をふと思い出した。
エレ・マ…
(C)Sophia Olsson