イタコがドエス

サーミの血のイタコがドエスのネタバレレビュー・内容・結末

サーミの血(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

あんな透き通った瞳で
まっすぐ見つめられたら
ドキドキしちゃうよ。

民族衣装ほんと可愛い。
なんであんな天使みたいに
みんな可愛いのに…
差別されなきゃならんのだ。

最初から最後まで
すべてが美しくて愛おしい。

最後、お父さんの銀のベルトを
お母さんはどんな気持ちで
差し出したのかな。

ずっと帰りを待ってた妹。
きっと大好きなお姉ちゃんに
最後に一目でいーから
会いたかっただろうな。

だから、棺桶の中の妹に
おでこを寄せるシーンはもう…
お姉ちゃんだって
きっと会いたかったんだよ。
でも故郷を捨てたから。
会いたくても帰れなかった。

おばあちゃんになっても
幼い頃の面影がハッキリ残ってて
ラストシーンはグッときたー
泣けたー
いやー心洗われたー

心に残る映画を観るたびに
生きててよかった、と思う。