かぴばる

THE BATMAN-ザ・バットマンーのかぴばるのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 ゴッサムシティの治安悪すぎる。

 なんてことが言われて30年以上愛され続けているバットマンの全く新しいリブート作品。昨今の大スーパーヒーロー時代にいったいどんな形で新規性を届けるのかと思ったら、なんとヒーロー映画というよりはアクション強めのクライム・サスペンスのような仕上がりになっている。どちらかというと、ガイ・リッチー版のシャーロック・ホームズのような仕上がり。あれ好きなんですよね。

 とにかく憂い顔のロバート・パティンソン演じるブルース・ウェインが良い。目元の黒いメイクも寝不足の隈に見える。寝てくれ。

 実はバットマンはこれが2作品目というド素人なのだが、それでも十分に楽しめる仕上がり。詳しくないのが残念だったが、たぶん終盤、市民に手を差し伸べるシーンなどは全く新しいバットマン像なのではないだろうか。3部作ということで、続編にも期待したい。