アメコミヒーローのバットマンの活躍を描いたサスペンスアクション作品。
ロバート・パティンソン主演、ゾーイ・クラビッツがヒロインを演じる。
少年時代に両親を殺された大富豪のブルース（ロバート・パティンソン）は、夜になると覆面コスチュームを身にまといバットマンとして犯罪者を退治していた。
知事選が繰り広げられるゴッサムシティで、知事や検事が次々と殺される連続殺人事件が発生する。
犯人はリドラーと名乗り、なぞなぞとともにバットマン宛てにメッセージカードを現場に残していた。
”黒くて青くて死んでるモノな～んだ？”
果たして犯人の真意と目的は如何に？
ハロウィンの日におきた鈍器による殺人シーンで始まる。
カーチェイスでは車が転倒してひっくり返り逆さまになる派手なシーンやマシンガンアクションも。
政策の変化や街の再開発は富める者には恩恵を受けるが、貧困層には殆ど還元されない格差社会の問題も提起している。
終始、ズシンズシンと繰り返される重低音のBGMが流れ、重苦しい雰囲気を醸し出し、ダークな世界観を演出しています。
独特で不気味な音楽の一方で、映像が凝っていて美しい。
吹替え版ではブルースの声優の櫻井孝宏さんは、声が低くて世界観にマッチしてました。
バットマンとキャットウーマンの微妙な関係にも注目です。
ラストでバットマンとキャットウーマンがそれぞれ乗るバイクが並走し、途中で違う道を進むシーンが印象的です。
「Good By 〈？〉」
2022.3 劇場で鑑賞（吹替）
