○3時間弱はいらないですね。見ていると「セブン(1995)」「SAW(2004)」が浮かび上がってきます。アクションよりドラマ基準で映像や美術はクラシックな作りで全体を哀愁が漂います。バットマンの認知度がよくわかりません、最後に「謎のマスク男」で括っているんですが、あんなコスプレ男が殺害現場に登場しても誰も訝りはするものの驚いたり馬鹿にしたりしないんですよ、立ち居地が分からないのでずっと違和感がありながら、暗く地味にヒストリーを説明的な断片の映像をインサートしつつ事件の真相に近づいていくというスリラーなんです。
「ダークナイト(2008)」のバットマンしか知らないのでこの人の事まったく知らないんですが、なんだか病み落ちしそうですｗ 金持ちの設定があるにも関わらず、住処はアンティークで豪華なのに戦闘服や小物が貧乏くさく、キャットウーマンに至っては「ねずみ小僧かよ」と突っ込まずにはいられない風体でした。
ビギニングだったんですよね？ここからバットマンとして周知されると思いますが雰囲気はいいのに長尺のせいで失敗した感じでした。ペンギンの第一印象が目元がデ・ニーロに似てね？(とは思っていない)と調べたら…まさかのでしたｗ
Digression：私の中で「ロバート・パティンソン」と「セバスチャン・スタン」が被るんですよね、系統が似ているような。
20220713-22(169)
