tsutomu

THE BATMAN-ザ・バットマンーのtsutomuのレビュー・感想・評価

3.4
やはりバットマンというとダークナイトの印象が合っていると感じてしまう。

いい点をあげるとバットマン自身がゴッサムの悪を生み出すきっかけになっていたような描写はバットマンならではの人間の悪の部分をみせるいい表現だったと感じた。
バットマン自身の人間性を攻撃するような描写はダークナイトのようにじわじわとバットマンを苦しめていてすごくよかった。

今作が次回作に向けた助走段階なのであればすごくいい助走をつけられたと感じる。
復讐に駆られていたバットマンが復讐から離れ前向きに人々と接することを始めた時に新たなヴィラン(おそらくジョーカー?)をぶつけるのはすごく痺れる展開だと思う。
復讐の鬼から人への信頼を大切にしたバットマンと復讐など持たずただ快楽のために悪行を行うジョーカーは相反する戦いになり
よりバットマンの苦しみが印象的な作品になりそうと感じた。

諸々含めてこの評価。
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