眼鏡の錬金術師

THE BATMAN-ザ・バットマンーの眼鏡の錬金術師のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

新バットマン。

あるハロウィンの日、市長が殺され、その傍らにはバットマン宛の謎謎が残されていた。
それを皮切りに次々に起こる殺人事件とバットマンへの謎謎。被害者は皆ドロップという麻薬流通に関する汚職に手を染めていた。
捜査が難航するなか、4人目の被害者がブルース・ウェイン本人であることに気付く。一足遅く、アルフレッドが代わりに倒れる。リドラーの怒りはどうやら父トーマス・ウェインの闇にも向けられていたようだ。
汚職の黒幕各のファルコーネを倒すが、結局はリドラーの手の平で転がされていた。リドラー自体はあっさり逮捕できたが、市長選のその日にテロが起きるように仕掛けてあった。
基本的に後手後手だが、何とか阻止しようと頑張るバットマン、キャットウーマン、ゴードン。

全体的に画面が暗く、さらに雨も降ってるシーンもあって、めっちゃ見にくかった。地味な捜査シーンが多く、アクションも分かりにくくて、かっこいいシーンが少なかったように感じた。もうちょいバットマンの見せ場作っても良いんじゃないの、と。あと上映時間長過ぎ。バットマン好きだから全然楽しめたけど。これまでのDCUバットマンよりは全然良いね!

登場人物が多く、現在の汚職事件とマローニとの繋がり、過去のトーマスとファルコーネとの因縁、ブルースやセリーナの心の傷なんかが錯綜し、物語は複雑で理解するのが少し難しい。
とにかく虐げられてきたリドラーのブルジョアやゴッサムに対する並々ならぬ怒りが引き起こした事件と言えよう。

てか、殺人シーンにアヴェ・マリアってハマりすぎじゃない?