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叩かれて叩き返したらいつ遊ぶの？
久しぶりにこんなに心が抉られるような感情になった映画を観たような気がする。シンプルだけどとんでもない熱量を持った映画だ。
学校が全ての人間関係。小学生は特にクラブ活動とかもないし狭いコミュニティになってしまいがちだよなあ。仲良しグループもここだけの約束も些細なことで次の日には消えてしまうほどに弱く脆い。私自身も小学生の時複雑な人間関係に悩み、学んだ時期だったからまるで過去の追体験している感覚に陥った。傾聴力やブレイディみかこさんの言うような「エンパシー」って頭ではわかっていても、いざ実践の場だと自分が優先の思考になってしまって誰かを傷つけてしまったりするんだよね。なかなか難しい。
ソン役のチェ・スインとジア役のソル・ヘインの純粋な瞳が映す喜び、寂しさ、戸惑い、決意に引き込まれる。ソンは薄いピンクの色、ジアはブルーの色のお洋服を着ていることが多くて2人が並んでるとものすごく可愛かった！観終わってから「友達になれる。何度でも」ってキャッチコピー観るとなんだか込み上げてくるものがあるなあ、
