もう三谷幸喜はこういうタッチの作品しか作らないのか。
現実の世界を映画にして事態を乗り切る。
よくある手のやつだが、だますだまさない以前にその部分のドタバタの見せ方が下手といわざるを得ない。
いくら役者が豪華だといっても、あまりにもその力に頼りすぎている。
ただ映画への愛は存分に感じる。
白黒映画の憧れを抱く売れない役者。
この殺し屋役が妙におかしく、組の人間とのやりとりが面白い。特にナイフをべろで舐め回す仕草。3回もやるかよ(笑)
最後が決まると良かったのだが、これは完全にすべっている。
いくら映画の中とはいえ、本物の殺し屋が情けなさ過ぎる(笑)