ひろくん

荒野の用心棒のひろくんのレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
4.3
銃を撃つ人と撃たれる人が同じ画面の中にいるとか、当時ではとてもバイオレンスで革新的な要素を含んだ映画だったかもしれないが、娯楽が溢れかえる現代では刺激が足りず古臭く感じる人がいるかもしれない。でも、今となっては古臭さこそ、この作品の魅力で、字幕の付き方や作法、魅せ方、古臭いの、コッテコテを楽しむものだと思うな。
特に字幕の付き方なんてのは、意訳しすぎでしょという字幕だし、こいつらキザな台詞か小粋なジョークを言わなきゃ死ぬのか?ってレベルのウェスタンっぷりで、俺はこういうの好き。今じゃ作れないからこそ好き。
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