このレビューはネタバレを含みます
もう一方の葬儀はなんのために?と思ってたら、最後でその意味がわかった。
葬儀の豪華さや弔問客の数には劣ってても、本当に故人のことを思って来てくれてる人たちばかりの父親の葬儀のほうが価値がある。
この対比はとてもよかった。
あと、葬儀でみんなから思い出話をもらうシーンは正直ちょっとスベってるんじゃね?と思ったけど、家族が知らなかった父親の姿を知るという意味では重要なシーンだったわけね。
斎藤工さんの監督としての上手さみたいなのをこの辺に感じたので、そこはとてもよかった。
なんか最後、実は父親もいい人だったのよ…的な締めだったけど、外面がどんなによくても家族を一番大切にできない男はやっぱりクズなんだよ。