かずやん

ゲット・アウトのかずやんのネタバレレビュー・内容・結末

ゲット・アウト(2017年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

終始、不気味な感じ、、。
主要登場人物含め、皆、演技が上手く、作品に引き込まれました、、!

序盤のお宅訪問時の「地下室は黒カビだらけ」と言っており、後に明かされるのかなと思ったら、やっぱり、、。
勝手に、黒人の遺体が山積み、、とか考えてましたが、流石にそこまでえぐくなくて本当によかっです、、。

夜中、管理人が暗闇の中から猛ダッシュでこちらにくるシーン、あれはトラウマ級。笑笑

・映画冒頭、ブルックリンで誘拐された黒人
 が、奥さんに主人公との話を包み隠さず言
 う。
・別れの挨拶もクリスのグーに対して、礼儀
 正しくパーで対応。
・ジョジーナがクリスとの会話中、ちくりを
 告げ口と丁寧な言葉に言い直す。
など、すでに洗脳されている(or脳移植後)というのを暗示していて、怖かった、、。

・白人家族が嫌煙家。
・親睦会の来賓がみな、主人公の体格や国内
 での黒人の生活を聞く。
・デリカシーなく失礼なことを聞く。
などから、すでに皆、後釜を探していると考えるとゾッとしました、、。

家族での会食の場での、足の爪コレクションや舌を噛んだなどのエピソードトークも、息子・娘の異常性、2面性の暗示をしていたのかも。

作品中、ジョジーナが作ったにんじんケーキが出てきましたが、もしかしたら、おばぁちゃんの得意料理だったり、、。

来賓の白人たちが家の中で談笑中、クリスが二階に移動した時の喧騒→静寂の緩急の演出がすごかったです。

誘拐されたブルックリンの黒人に対して、カメラのシャッターを切ったあと、水の音がするのも洗脳の暗示だったのか、、。

一見、ただのビンゴ大会に見えて、人身売買オークションなの、闇が深い、、。

盲目のおじさんとのテレビ電話で全貌が明かされる場面、ゾッとしました、、。

鹿の標本、監視カメラかと思ったら、お父さんごろしの武器として使うのは驚きました。笑笑

母親の死のフラッシュバックからのジョジーナ保護までは良かったが、娘の「グランマ、、」発言からの怒涛の祖父母出演は怖すぎる、、。

最後に来たのが親友で本当によかった、、。

是非、バッドエンドverも見てみたい、、。

get outがこの場所(家)から出ていけと言う意味だけでなく、私の頭の中からと言う意味も含めていて、いいですね。

せっかく、新たなセカンドライフをスタートさせられたのに、使用人として暮らす祖父母が少し気になりました。

映画視聴しながら、長々書いちゃいましたが、それくらい深かったです!!
ホラーは苦手で、避けていましたが、これはおすすめです!!
かずやん

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