冒頭で流れる『Run rabbit run』。ファニーな曲調が全くリンクしない不穏なシーンに始まる本作は、この先良いことは起こらないであろうという空気のまま進行していく。サスペンスのちスリラーか?
期待を裏切らない役者陣の怪演に、尊敬の眼差し。表情、とくに眼が不気味。生きてるのに瞳孔開いて見えるのは、何かを仕込んだの?演技で為せる技じゃないでしょ!?と突っ込みたくなる程でした。
伏線沢山な演出良し。中~終盤の展開は、賛否両論が頷ける。観終えたあとに、観た者同士で話したくなる効果を生み出す。全米で~の評判も相まって、クチコミでも人気出るかな。
タイトルの『get out』にはいろんな意味があることを知り。なるほどなーと、独り唸る。