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ゲット・アウトのRIKUのネタバレレビュー・内容・結末

ゲット・アウト(2017年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

現状今年ナンバーワン作品。
アメリカのコメディアン、ジョーダン・ピールの初作品。人種問題などをうまく含みつつ多くの伏線で話が展開して行くサスペンス・スリラー作品だった。

全部見て終わるとあれも伏線だったのかと思わせるのは見事。全部知ってから2回目を見たくなる。
黒人の主人公であるクリスが白人の彼女の家に着いてから段々と家の人たちの様子が変わっていき、パーティでのフラッシュを浴びた黒人の変貌ぶりなど不気味さや嫌な雰囲気の出し方は良かった。また家にいた2人の黒人の不気味さとキャスティングは素晴らしいと思う。特に女性の方は最初から怖いくらいだった。

ラスト15分位のバトルは見てて爽快感はあるが、少し雑というか今までの雰囲気を壊している気がした。また耳栓を捨てた理由や催眠術の都合の良さや主人公のその後など少し都合が良いようにも思える。ラストでもうひと頑張り出来ていれば5点満点だった。

ラストで来たパトカーが警察で主人公が逮捕されるもいうもう一つのエンディングがあるらしいが、自分はそちらも結構好みだ。

クリスの友人役の空港警察の人が絶対使えないやつだと思ってたのにあそこまでよい働きをするとは思わなかった笑
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