これからフィルマークスにレビューを書くことになるから、この辺で自分の映画の見方を語っていこうと思う。まずは観る映画を選択する方法は基本的に口コミ、人からのお勧めで選ぶ。あまり映画に避ける時間も無いので効率よく良作に出会うのに重要と思っている。勧められた映画は内容はほぼ入れず無知で観ようと徹している。今回の作品も2017年公開作品でいろんな人がベストと名高い作品だったのでかなり期待していた作品。
と、前置きが長くなったが自分はこの作品はあわなかった･･･。良いところは「日本的な不気味さ」だろう･･･例えるなら犬神家の一族のような生理的に受け入れない人間の描き方だと思う。ただその件も冗長に感じたが良作と聞いていたので伏線の回収に期待してみていたのだが･･
今回一番あわなかったというか、この作品が高評価にならないのは先が読めすぎた･･･観客がある程度先をよんでも、さらに予想を上回るストーリーがあって初めて成り立つ傑作の証。今回は難しくなく先が読めた･･きっとそう思う人は少なくない気がする。作中では「アイズワイドシャット」の映画タイトルも出てきているのでキューブリックを意識した作りにも見える。ただ作品が持つ質感・パワーやメッセージ性についてもキューブリックに遠く及ばず、ミスリードを狙った人種差別要素も、この作品の安易な脚本が一番の黒人揶揄なのではと思うほど。
ちなみに鑑賞後は映画レビューは感情が新鮮なうちに24時間以内に書くようにしている。他の人のレビューや、意見を入れず。これから他の人のレビューでこの映画の良さを理解したいと思う。誰か教えてくほしい･･
それじゃないと正直この映画『悪魔のいけにえ』って感じですけど、違う!?
