2時間も掛からず
人間の不気味さ、人種について考えさせられる傑作
自分の中でトップレベルの
サイコでスリルなサスペンス
最近のホラーよりこういうのの方が
不気味で恐ろしさある
ストーリー根幹がデリケートな話題で
そこにズカズカと入り込んでるのに
作品として成立させてるのが凄い
よくここまで踏み切ったなと感じた
不気味さ、違和感を演出させるのに
明るい団欒シーンで不穏なBGMがながれたり
演者が下手に弾いたウクレレなど
音響での演出も効果的であった
さらに凄いと思ったのが
パーティーシーンでの主人公を捉える
客人達の視線とそれを収めるカメラワーク
明らかに主人公に不気味な視線を送ってる人が
主人公の背後にいるのに
敢えてその人からピントを外しボカしていた
個人的に、この作品の奇妙さを彩る
お気に入りの演出だった
昨年は肌の色、性、人種など
マイノリティや多様性を題材にする
作品が多かった分
見劣りするだろうと予想していたが
見事に裏切ってくれた
他の人にもぜひオススメしたい