まりん

ロニートとエスティ 彼女たちの選択のまりんのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

Rachel Weiszは男前な女性の役が板についていますね。
ポートレートの撮影シーンが懐かしいカメラで、好きだな。
それと、ラストの撮影シーン。
今度帰郷したら、母の写真を撮ろう・・と思いました。父は間に合わなかったけど。
因みに、ワイズでは無くヴァイスと読むのが正しいらしいです。日本では間違えて定着していますが、自分の名前間違えて呼ばれるのって凄く不愉快だと思うので、正しい名前が広まりますように。

エスティの生き辛さは相当だと思う。あの閉鎖社会じゃ。
でも出て行ったら生きて行ける自信は無い。一般女性より一層そう感じている。旦那が良い人とか、関係無いよね。

だからこそ、当たり前に従う筈のドヴィッドの行動は、たった一つの正しい答えを導き出したように見えた。

昔の親友同士に戻ったような三人のシーンが良かったな。宗教とか立場とか関係無く、夫婦である前に、人間として味方だと感じられたよね。
大体夫婦になると旦那って妻の味方じゃ無くなるからね。何なんだろうね。

天使と獣の人間の話。何気なく聴いていたけど、そうか‥色々な思いが有っての話だったんだな。と最後に思った。
まりん

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