クリストフォルー

愛を歌う花のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

愛を歌う花(2016年製作の映画)
4.1
日本による併合時代末期の京城府(現ソウル)を舞台に、二人の妓生(キーセン)の愛と歌声がもたらした運命を描いた映画。いかに芸妓(花街)の物語とはいえ、フュージョン時代劇を思わせる華やかで艶やかな世界が展開するが、ハン・ヒョジュとチョン・ウニのWヒロインには相応しいから許そう。実在したトロット(韓国演歌)歌手のイ・ナニョンが出てきたりするし、朝ドラ『エール!』と見比べるのもイイかも。しかし、いまや女優さんが歌が上手くても驚かないけど、みんな努力してるんだよ。
「解語花(ヘオファ)」って原題は重い。ラストも沁みる。
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