2013年 英国制作🇬🇧
SFロマンス

OXV：The Manualと呼ばれる
"Frequencies"

低周波の男の子が
感情を持たない高周波の女の子と
心を通わせるには...

身近な題材を元に
人を使った実験や論文を
ロマンスを絡めながら
サイエンス・フィクションの作品に映画化したような作品

終盤の「モーツァルトの音楽」の話は
確かピアノの先生からも聞いたことのある
興味深い話

日本ではあまり知られてないが、監督Darren Paul Fisherは、僕の教授なので彼の授業で鑑賞。いろいろとややこしいけれど、Behind scenes がおもしろい。最初の大量の子役をじっと立たせるための監督方法:前にいる人の髪の毛の数を数え切れた人にお菓子をあげる。と指示したらしいです。

すべての人が発する"周波数"をテーマにした独自設定が光るSF映画。高周波数の人は感情の起伏がなく、低周波数の人は感情の起伏が大きく、それぞれが関わり合うことはほとんどない...そんな感じで合っているでしょうか。

これぞインディーズ映画という、主に会話劇でSFを表現した内容で、なにかを真似して創られた物語ではなく型にはまらない脚本。まだ理解しきれていない部分もあるけれど、とにかく雰囲気が好きだな～。