はる

不能犯のはるのネタバレレビュー・内容・結末

不能犯(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

突飛な設定ゆえなのか登場人物の誰にも感情移入ができず、誰にも思い入れをもてないまま終わってしまった。シンプルにこういう設定の物語があんまり好きじゃないのかもしれないと思った。うそぶきの言ってることも理解できないし、闇に引き摺り込んで何がしたいのか背景や目的がわからないから言動が腑に落ちない。あれじゃただのサイコパスなんじゃないの?刑事側も理想論を語って正義を貫くキャラクターではあるけれど響かない。根底で思考回路が似てるって伏線はなんだったのかよくわからない。ふたりは天使と悪魔であってそれは紙一重ってことなのか??あと純粋な殺意ってなんなんだ。殺意に純粋も不純もあるのか、、、そしてみんなあんなに誰かを殺したいと思っているものなのか。わたしには結構軽い理由の殺したいで殺害依頼をしてるように思えた。松坂桃李の笑顔はすごく不気味でいい。
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