びーち

最も危険な遊戯のびーちのレビュー・感想・評価

最も危険な遊戯(1978年製作の映画)
3.9
ギャビン・ライアルの小説から拝借したであろう題名の本作は、プログラムピクチャーの末期を飾った作品で、日活ニューアクションの影響を色濃く残す。優作のストイックな肉体によるシャープなアクションと、とぼけたユーモアは、一連の宍戸錠主演作を思わせる。勿論、そこかしこに、『タクシー・ドライバー』など当時の洋画アクションの影響も垣間見える。東映セントラルフィルム製作で一番好きな作品。松田優作主演、村川透監督のコンビは、本シリーズの次回作『殺人遊戯』を経て、角川映画『蘇る金狼』へと辿り着く。
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