このレビューはネタバレを含みます
演技力が光ります。よかったです。状況の違うシーンを何度も入れ替えながら話は進むのですが、最初はまとまりがないな?と感じます。
ですが、最後にしっかりとまとまります。
サスペンス的要素もあり、そういうのが好きな人にはオススメですね。
主人公は、戦争のトラウマや妻の不倫などで頭がおかしくなり、現実世界でも幻影だったり幻をみてしまうというオチなのですが、さすがの演技力でしっかりと見せてくれますし、ラストは切ない気持ちになりますね。
幻覚で息子が拉致されたと思い、助けにいくのですが、そこが自分が暮らしてた家で、子供を助けるつもりが拉致してしまう、というオチはとても好きです。