このレビューはネタバレを含みます
冒頭のクラッシュで劇場のお子様が叫んだ。「マックィーンが壊れちゃう！」予告で観ていて知ってる大人でも心張り裂けんばかりのシーンなのに子どもの心中如何許りか。クラッシュ＝選手生命が絶たれる図式が脳裏をかすめる。「終わりか、始まりか？」のクロスロード。転機を迎える主人公…どの道を選び走るのか？！？！…！！！！！
その発想はなかった…と思わせた1を超越するラスト！人生に無駄なことなんてないと思いながら伏線を張って毎日過ごすわけじゃない。あのラストでドンデン返る。全くフラグを感じさせないのでゴールが見えない。よく練られたお話だった。
マックィーンに代わってコースを走るラミレス…ストームに押されてクルッと回った姿に劇場のお子様から「おおお！！」という声が漏れた。私も心の中でガッツポーズ。ラミレスの背中を押したのはマックィーン。彼はいつまでもお子様のヒーローであり続けると思う。🚗🚙🚕
