上映終了ギリギリでなんとか鑑賞。とにかくアクションはすごい、という評判は聞いていたのだが個人的には「そこまですごいのか…？」という感想。別にあかんとは思わんけど、例えばこの映画にも出ている佐藤健主演『るろうに剣心』のような、ビックリするぐらいのレベルだったのかと言われるとそこまでは…。これは『ハクソー・リッジ』の宣伝が「『プライベート・ライアン』を超える衝撃の戦争描写！」と言うので期待して観に行ったら個人的にはそこまでではなかった、あの感覚に似ている。
原作全く読んでないんですが、亜人はみんな何の訓練も受けてなくても戦闘能力めっちゃあるんですか？佐藤とか田中、下村が強いのはまあ、訓練したんやろなって思うんですけど、永井って交通事故に遭ってそこで初めて自分が亜人って分かって、そこから即政府にいうたら拉致られて人体実験されまくってるんですよね？ただの一般人なわけで、なぜあんな戦闘スキルがあるのかよく分からない…めちゃくちゃ強いゾンビという解釈をしたらいいのか？亜人は。というように、色んなところに疑問符が立ちまくってそこを頭の片隅に追いやるほどのアクションの快感も感じられず、何だかな〜と思いながら最後まで観てしまいました。
綾野剛演じる佐藤は面白かったかなとは思います。「永井くぅ〜ん」「来ちゃった」あのセリフ回しはクセになりますね。
