思ったより良くできておりました。
コミック読んでると何か違う!そうじゃない、そこじゃない、何でそうなるのよ、ってなるいつもの感じはそこまでない。
コミック見てなくても映画としてもちゃんと経緯と一旦の完結があり理解できる。何て言うか、やり過ぎず、コミックの良いとこを取りながら、映画としてとりあえずまとめ上がってた。
ある意味映画としては不自然な感じが出てしまう佐藤のあの演技がかった挙動、そこをちゃんと貫く。思ってた以上にハマってる。
コミックではかなりのグロさを伴う世界観や人間としての不自然な動きや自然の摂理に反する構造、そこも無理なく、でも、意味がわかる感じにして、あまりグロさを出し過ぎずに原作の感じも残す。
そして、主役の2人の他、川栄さんなどなど、まぁ動く動く。格闘家みたいな凄い迫力と動きと肉体。この人たちのアクションがかなり亜人そのものに近い。笑
さらに思ってたよりCGが良い。亜人っぽい、コミックの感じっぽい。そして、生の人間との動きとの連動というか、躍動がなかなかハマってた。まぁ亜人の幽霊の声ってそんな感じ?とは思ったけど。
最後に浜辺さん、可愛い。コミックとキャラがちょっと違う気がするけど、それも良い!ってなる。
などなど、逆にコミック読んでるとあまり新鮮さはないと言えば無いけど、変にアレンジし過ぎておらず、映画として良くなるように色々されてることが、そこ違うよ感にはならず、映画は映画で楽しく見れた。