7才天才少女の姪っ子メアリーと独身男フランクのお話。
親子と違った距離感、友達関係に似てるのようで違うけど強い絆を感じさせる関係性が好き。
フランクの母エヴリンがメアリーを英才教育で世界的な学者にしたいと意志というか執着が怖い。
凡人は天才に憧れ、天才は普通になりたいと願う。よくある話だけど、人それぞれ悩みはあるよな。
教育現場で働いてた身として、いろいろなことを考えさせられた
子どもの才能を伸ばしたいというのは、本当に子どものためになるのか。
親は子どもに幸せになってほしいと思うのは当たり前だけど、その幸せのカタチってのがいろいろありすぎて、何が正しいのかわからない。
これは子どもも大人も同じ。
でも、今が幸せと思えるのは素敵なことやし、愛されてるって実感できるのが一番幸せなことかも。
子どもとたくさん話し合って、子どもにとっての幸せは何か一生に考えられる大人になろうと思った。
【まとめ】
独身の叔父と天才少女の姪っ子。
フロリダの小さな町で二人暮らし。
親が子どもに及ぼす影響は計り知れない。
学校の先生が理解がある。
フランクとメアリーは親子とは違う強い絆。
普通に暮らしたい。
英才教育で子どもは幸せになれるのか。
幸せとは。
愛されること。
一緒に暮らすということ。