たにわき

gifted/ギフテッドのたにわきのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
5.0

2018年初映画。
これを観て良かった。

『gifted 』

何と表現したら良いだろう。

まず劇中のフランクとメアリーの
関係性が素敵だった。

フランクは常にメアリーのためを
考えていて、でも何がメアリーの
ためになるかを考えるとキリがない。
メアリーのためを思って
やってきたことが本当に正しいのか、
もしかしたら自分のせいでメアリーの
才能を潰してしまっているのではないか。
本当の幸せって何?。
そんな自問自答を常に繰り返している。

こういう気持ちって誰にでもあって、
何か決断を求められるとき
必ずこの疑問にぶち当たる。
『何が正しい?』
でも何が正しくて何が間違っているか
何て誰にもわからないし、
その答えは人によって違うし、
やってみないとわからない。
でも考える。
この日々葛藤する気持ちに
凄く心を打たれた。
何度も泣いた。

大切な人の事を想って
葛藤する時って凄く色んな感情が
混じり合って複雑になる。

でも何より明確なのは
フランクはメアリーを愛してるってこと。
この気持ちさえあれば
何もいらないんだなと思った。

7歳のメアリーはとても純粋で、
本当に愛らしく、可愛らしい。

悪い役みたいな感じで
イブリンが出てきたけど、
あの人はあの人で自分なりの愛がある。
それが間違ってるとは言い切れない。
個人的にはああいうエゴの強いモノの
考え方は好きではないけど。
望む愛と望まれている愛が
一致してないこともある。
ただそれも1つの愛の形。

家族とは愛する人のこと。
たとえ父親母親どっちか1人でも、
メアリーみたいに叔父だけでも
その人や一緒にいる場所が
好きならそれが家族。

なんか興奮しすぎて、
まとまりのないレビューに
なっていること、
上手く言葉に表現
しきてれいないことが悔しい。

本当に良い映画だった。
たにわき

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