蒼山といち

gifted/ギフテッドの蒼山といちのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.5
親になった事がないので想像と妄想の視野を広げて鑑賞してました。
フランクの様な子供の為を思って動けるような大人になっていきたいなって素直に思いました。
フランクとメアリーが2人で話しているシーンはどれも好きで、特に夕日を背景に他愛のない話をしているところは、なんかこうグッときてしまいました。
毒親や毒親と組んでいた里親に怒りの感情が出てくるのが普通なんだと思いました。
これを普通だと思えないのなら私とは考えが違うのだから仕方が無いけれど、やはり認められない。
娘の気持ちを殺して怒りに変えてしまう様な親。孫の気持ちなどこれっぽっちも理解せず、メアリーが大切にしていた友達まで奪ってしまう最低のクズで、自分の野望であった賞賛や地位や名誉にしか目がいかず視野が曇りまくった承認欲求の塊で出来た悪魔。
思うところが多い映画ですが、好きな映画の一つになったと思ってます。
私は、この映画の後に続く、2人と1匹?のほのぼのとした空気感と成長の物語をゆっくりと観てみたいなと思いました。
蒼山といち

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