凄まじい破壊力です。
母を自殺で亡くし、父は元からいないメアリーちゃん。彼女は叔父のフランク(クリスエヴァンス)と目が1つの猫のフレッドと一緒に幸せに暮らしています。彼女はギフテッドと呼ばれ、先天的に高度な知能の持ち主です。彼女の祖母はメアリーの才能を最大限に発揮させようとフランクとメアリーを引き離し、然るべき教育を享受させようとします。
メアリーちゃんの演技がとんでもない。子供の「ヤレヤレ感」がめっちゃ好き。大人びた一面もあるのにしっかり子どもなところもあり、めちゃくちゃ見惚れます。「演じてる」とは到底思えないほど自然で引き込まれます。
クリスエヴァンスのパパ役も最高です。あんなパパになりてぇ。
どうすることがメアリーの幸せに繋がるのか。このままメアリーと暮らしていていいのか。自分がメアリーの弊害になっていないか。パパの葛藤も痺れます。
婆さんが明確なヒールでしたが自分の考えを子どもに押し付けることが子育てやないんやぞ、ってのがひしひしと伝わってきました。
ただただ面白いシーンも随所にあり、めちゃくちゃ笑えます。
何年後かに必ず見たい。どうやら自分の中で最も印象に残った1本になりそうです。
最後になりますがメアリーの担任の先生がドストライク。
