えりみ

バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍のえりみのレビュー・感想・評価

4.0
WOWOWで。
みてる人少ないのね(-_-;)
タイトルで損してると思う、英題をカタカナにしただけやけど。
ゾンビ兵士が襲ってくるホラーちゃいますよ~、ウソのほうなホントの話。結構お金かかってます、大作系第一次大戦実録ロシア映画。
タイトルは陸軍における「大隊」を意味する言葉だそうで。
邦題の副題がまんま内容を表している良心設計。
…確かにあまり需要の無いネタか。
あ!GIジェーンではデミ・ムーアが坊主になりましたけど、
今作では沢山のロシア美女?が揃って坊主頭になります!!
バリカンシーンもありますよん♪
大隊長のマリア・ボチカリョーワはウィキペディアにも載ってた。
劇中でも写真の感じの肝っ玉かあさんでした(^^)

ストーリー展開はもう散々みたベタなやつ(好きなやつ)、家族・国の為に熱く志願したシロートが鬼軍曹にシゴキに堪えながら仲間との絆を深め決戦に挑む!と。一部の教官を除き、部隊全員女性ってだけが違う。
金持ちに使用人、デブに別嬪とバリエーション豊かなのも映画ではありがちなやつ。髪型・制服が一緒で肌の色も1つなので見分けつきにくいですけどw
WWⅠなので当たり前に毒ガス兵器使ってくるのでビビります
(ジュネーヴ議定書は大戦終結7年後の1925年)。
ドイツ兵はめっちゃ卑怯者として描かれてます。プロパガンダ映画ですからね(女性部隊の設立も戦意高揚のプロパガンダ)。
共産主義あるあるというか、権利だけを主張して義務を果たさないダラけた男衆の描き方もなかなかにステレオタイプ。
首領様やお国の為に死んで来い!ていわれてもイヤイヤてなるけど。
男がだらしないと女は強くなりますな。。。
えりみ

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