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バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍のkirinのレビュー・感想・評価

3.3
最初に。
ロシアに「バタリオン」という女性だけの戦隊がいたという実話のお話。

レビューの中に男性を侮辱するような発言があるかもしれませんが作品に対しての感想、感情です。気分を悪くさせるかもしれませんがお許し下さい。

フォロワーさんのレビューを見て気になってたけど後回しにしていて、忘れかけていた時にGYAOさんで見つけた!笑

戦争映画にしては全体的に薄っぺらさは否めませんでしたが、やはり戦場シーンはどの作品も目を奪われるものなんですね。

前線の男性兵士達、兵士委員会を設立し生きて家族の元に帰りたいから戦いません。
挙げ句の果てにはドイツ兵と仲良しこよし。士気は低下、まとめ役の幹部までお手上げ状態。そこへ導入されたのが「バタリオン」。もちろん戦争は良くありません。
私も反対です。ですがこの作品を観ていたらどうしても「バタリオン」を応援したくなるんですね。笑

家族の元に帰りたい。
死にたくない。
戦いたくない。

ええ。もちろん。そうでしょう。
ですがあえて言わせて頂きたい。
お前らそれでもキン○マ付いとんかい!!
💢 ( ´Д`)y━・~~
どのツラ下げて家族のトコ帰るんじゃい!!(´Д` )

失礼致しました。

「バタリオン」最初はグダグダ。
訓練でジャンプして飛び越える障害物すら飛び越えられない。武器を持ってもへっぴり腰。大丈夫か?おい。
「G.Iジェーン」のデミムーアさんからしたらぬるぬるもいいとこ。
仲間割れも有り、なんとかこうにか色々すったもんだはありましたが、友情と絆を深めて、それぞれの想いを胸にいざなんとかこうにかで戦場へ!!しかも前線。笑

行けば案の定元々いた男性兵士は拠点でのんびり酒を食らっており、なんもしとらんくせに「バタリオン」が来たらあーだこーだ。「バタリオン」隊長の元旦那もいてDV勃発。女って力は弱いけど精神的には強いんだなぁ。。。。殴られよーが、からかわれよーが、吐きながらもドイツ兵を殺す。

そんな「バタリオン」奇襲かけ、かけられ、隙をつかれドイツ兵に挟みうち!!
もはやこれまでか.....。

本物の「バタリオン」のフィルムも流れてるシーンもあり、そのぎこちない行進などがお目にかかれますが、長い綺麗な髪をしょっぱなに丸坊主にされる所で逃げ出す者もいれば涙を流す者。
1つ1つ経験して徐々に強くなってゆく姿はカッコ良かった!実在したわけですから、ロシア女性は美しく、強い!

若い頃に「G.Iジェーン」を観た時、物凄く胸を打たれたのを思い出しました。
もう1回観たくなりました。ありがとう!
kirin

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