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ホテルEのkikiのレビュー・感想・評価

ホテルE(1992年製作の映画)
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パステルカラーの蝿が眼球にしがみ付いて、白黒の蝿が壁を破る。一つひとつの描写が詩的で文字や思想をアニメーションにそのまま起こしたような感覚的な表現。それに色彩配色が素晴らしい。混沌でカオスなパステルカラー、資本主義と共産主義、自由と統制など、様々なメタファーがぶち込まれているが、ちょっと賢ぶって分かったつもりでいることが一番何もわかっていないと最近日頃よく感じるのでまあこの作品も何を言いたいのか正直わからないですね
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