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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断のIdeonのレビュー・感想・評価

3.5
7年前、駐英日本領事館で集団毒殺事件が起こり、少女が一人生き残ったが、何者かに連れ去られ、日本政府は身代金を要求された。ところが、少女に身寄りもないということで、政府は黙殺してしまう。そして、今、レイブンと名乗る犯人が再び身代金を要求してくる。特命係の二人は、長年、レイブンを追っているマーク・リュウ捜査官と少女の監禁場所を突き止めるが、レイブンの狙いは身代金ではなく、スポーツの国際大会のパレードでテロを起こすことだったというお話。
脚本は太田愛に変わっているのに、相変わらずの反戦ベースの因縁話。北九州市を都内に仕立てて、数十万人の群衆の中で起こるテロを迫力満点に描いているが、いささか、右京さんがアクティブすぎて違和感があった。あんなに走り回って、大立ち回りをして、挙げ句の果てに横っ跳びなんてやり過ぎである。映画版の犯人はいつも同情すべき可哀想な人物というのも、いいかげん飽きてきた。極悪非道な犯人をスカッとやっつける右京さんも見てみたい。新人の山口まゆは頑張っているが、蒼井優をもう一人作ってどうするといった感じであった。
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