いよいよ最終章。
本作だけおそらく初見な筈。
平均スコアが前2作より低いのは何故なんだろう。
ワタシ的には大満足だった。
冒頭から韓国が舞台なのでテンションが上がってしまった。
今回は大友(北野武)が最初から出てて安心。
まず最初、花田(ピエール瀧)の登場が素晴らしい。
コイツは絶対何かをやらかしてくれそうな雰囲気がビンビンに伝わる。
そこから舞台は日本へ。
前作に引き続き、西野(西田敏行)がまあ悪いこと悪いこと。
西田敏行の演技がハマりすぎて、本作の主演はこの西野だった。
狐狼の血で言うとこの鈴木亮平みたいな。
本作初登場となる野村(大杉漣)だが、このキャラの演じ方が本当に上手かった。
大杉漣さんはやはり最高の名優だ。
終盤のパーティー会場でのライフル乱射シーンは見事なまでに爽快。
大友はもちろん悪人だが、大友の思考や感情が、ようやくこちらに追い付く最終章。
アウトレイジシリーズ、3作共に傑作でした。
最終章、花田(ピエール瀧)がもっと色々引っ掻き回して、めちゃくちゃ悪い奴だったら完璧だったのが個人的に悔しい。