トトCINEMAライフ

アウトレイジ 最終章のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)
4.2
2018 2/21に大杉漣さん急逝の為に、このアウトレイジ最終章が彼の(北野映画)の遺作となりました…役者人生、大変お疲れ様でした、安らかに眠って下さい
ご冥福をお祈りします

最終章は、哀愁漂う雰囲気、……確かにそれはそうだな・・・でも、それでイイ…最後までドンパチドンパチ、啖呵の応酬切って盛り上がって、もしかしての次回作を匂わせて終わるなんてのも北野映画らしくない

これでイイのだ…

たくさんのレビューで、まるで"ソナチネみたい、ソナチネっぽい"という感想・批評を見かけたが、個人的には似てる部分があるだけで最終章は最終章、ソナチネはソナチネだ…別物

ヤクザエンターテイメント"祭り"は2010年のアウトレイジから始まった

今までの北野映画とは見せ方が違う、もう最初から違ってた

2012年ビヨンド・・・前作を超えるという意味合いだ‼
『コノヤロー💥バカヤロー💥アホンダラ💥』啖呵の応酬、巨大組織同士の抗争とエンタメ祭りとして第一弾を超えた‼

2017年 更に対立スケールを拡大して韓国国際マフィア 張グループvs日本最大組織 花菱会

デッカイ花火上げてみんなで騒いで祭りを楽しんでも最後は黄昏なきゃ、いつまでもダラダラして終わりには持って行けねぇんだな、わーわー生き残った連中や大友でしつこくカーテンコールしてもシラケちゃうし💦

スタンディングオベーションなんてされてもなぁ

終わり方や、シリーズ打ち止めに賛否両論あるけど、あれで良いと思うよ

まぁ、あえて言いたいのは大病明けの西田さん・塩見さんは熱演だった・鬼気迫る迫力の表情だったけど、(そのシーンを多く使い過ぎた)…さすが冷静な北野監督も情が入ったか?!そこが少し寂しく思えた…

彼ら役の重要性や、むしろ病み上がりの顔面の存在感は抜群なのだから、もう少し絞って欲しかった(自分も大病の経験から、彼らの表情が気になって仕方ないという本音)

それが、唯一最終章に対するマイナスの感想

助演男優賞には、断トツで張会長役の金田時男氏(実業家)を推す❗本職の俳優でも無いのに凄い存在感、迫力だった👍

最凶顔面賞 白竜😎👍

特別賞→繁田(松重豊)、受賞理由はキレっぷり👍

祭りだったな…祭りの後は、しばらく脱け殻だった・・・バカヤローありがとう😎👏👏👏