[Netflix肝入りのSFは映像のパッチワーク] 30点
Netflixがクローバーフィールドの続編作るらしいよと聞いた直後にストリーミングされていたので鑑賞。1作目は見ていないが2作目は傑作だと思っているという前提あり。
見ていて複雑な気持ちになった。元来”クローバーフィールド”シリーズはB級SFとして始まったもので、A級のキャストと予算で造るものではない。2作目の凄いところは、”クローバーフィールドと謳っている以上、何かが起こる”と予測させることで観客を裏切る脚本の力があった。
本作品はどうだろう？正直微妙だった。明言は避けるが、概ね表題通りであることを保証しておく。B級の物でA級の作品を作ることはアイデア次第であるが、A級の物を余すところなく使ってB級の作品を"目指して"作るのは多重事故を起こすとしか思えない。
Netflixは不思議なもので、滅茶苦茶評価される作品か滅茶苦茶馬鹿にされる作品しか作っていない。金を掛ければ面白くなるというわけではないことの証明に使えるだろう。
