いしはらしんすけ

名探偵コナン から紅の恋歌のいしはらしんすけのレビュー・感想・評価

2.5
劇場版第21作。

2017年の本邦興収ランキング1位の大ヒット作で、脚本は初参加となる大倉崇裕。

古内一成時代ほどではないにしろ警察...というかリアリズム軽視が明白なストーリーで、服部平次と遠山和葉を中心としたメロドラマ主体となれば、ラブ弱者の私としてはこういうスコアになってしまいます。

あとアクションもなぁ...クライマックスの爆風利用して足りない跳躍距離を補うっての、「天国へのカウントダウン」と同じロジックだし、なんならあっちのが凝った時限要素ある分、アイデアとして優れている。

加えて結構なウエイトを占める競技かるた描写が「ちはやふる」ガチ勢としてはどうにも気になってしょうがない。

冒頭の、いくらリハとはいえ読み上げ中に大声で外野がぺちゃくちゃ喋りまくってるシーンで、正直真面目に観るモチベーションダダ下がり。劇中の平次の決めゼリフさながらに「殺すで」と心の中で呟いてしまったのであった。