2005年から2006年にかけて連載されていた浅野いにおの人気漫画を2010年に実写化した映画。
原作未読どころか浅野いにおはまったく読んでおらず、世代的に当時はもういい大人だったもんで、おそらくこ>>続きを読む
前作から1年後に公開された後編にして完結編。
前編のレビューで散々なこと書いてしまいながら「とはいえ後編で回収して巻き返すかも?」なんて望みを0.001%ぐらいは抱いてなくもなかったんですが...残>>続きを読む
ネトフリの韓国制作実写ドラマがかなり良かったので「そういやこんなんあったな」と観てみたの巻。
漫画原作で特撮必至となれば当時からVFXで名を馳せていた山崎貴監督の起用はある意味手堅い布陣。
ただ山>>続きを読む
同名の小説およびその戯曲化舞台を原作とした、スピルバーグ作品。
馬演技(?) の上手さが印象に残る、タイトル通りの馬映画でありつつ、スピルバーグらしいヒューマンドラマがてんこ盛り。
「プライベート>>続きを読む
今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞でノミネートされた、A24製作の恋愛映画。
正直ジャンル的にオスカー絡んでなかったら観てないかもなー案件で、実際「やっぱオレ、こういうの向いてないよねー」てのが極私>>続きを読む
熱心なファンを持つベルギーの人気漫画シリーズを原作とした、スピルバーグによる3Dアニメ映画。
原作漫画に興味を持つきっかけになったというだけあって「インディ・ジョーンズ」テイストは衒いなく全面展開。>>続きを読む
昭和のプロレス者にとっては基礎教養の範疇である「エリック家の呪い」に材を採った、A24ブランド作。
言うてアメプロ周りはそこまで詳しくないんで事実関係についてはざっくり把握&おぼろげ記憶のまま臨みま>>続きを読む
1972年のミュンヘンオリンピックでのパレスチナ武装組織、黒い九月によるテロ事件とそれに対するイスラエルの諜報機関、モサドの報復作戦を描いたノンフィクション小説を原作とした、スピルバーグ作品。
20>>続きを読む
H.G.ウェルズの古典名作SF小説の実写化にして1953年の映画、いわゆるジョージ・パル版のスピルバーグによるリメイク。
小説も53年版もノーチェックという毎度の不勉強ぶりなのでざっくりwikiレベ>>続きを読む
今年のアカデミー賞で作品賞、監督賞をはじめ7冠に輝いた、クリストファー・ノーラン最新作。
受賞結果によるバイアスは当然ありながらまず思ったのは「アカデミーが好きっぽい映画だなぁ」との感慨。
史実を>>続きを読む
第二次大戦のダンケルク撤退に材を採った、クリストファー・ノーラン、2017年公開作。
なんとなくの大作イメージと劇場鑑賞時に睡魔と戦い続けた経験からもっと長尺な印象だったが、なんとノーラン作品として>>続きを読む
前作「ミミック」で一躍脚光を浴びたクリストファー・ノーランによる同名のノルウェー映画のリメイク。
オリジナルのノルウェー版は未見なので、どの程度改変されてるかわからんのですが、はみ出し刑事と変態イン>>続きを読む
中国のベストセラー小説が原作だという、金子修介監督によるサイコサスペンス。
当然のように原作未読なんですが、舞台は沖縄のコザと浦添に翻案。
格差社会の弊害を象徴的に表現する設定として多層なレイヤー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作に続いて興行的にヒットを重ねてるらしい、ドゥニ・ヴィルヌーヴ版「DUNE」のパート2。
前作公開時の予習というにわかタイミングながら一応原作既読(&今回改めて再読)ポジションからすると、いろいろ>>続きを読む
レバノン出身の劇作家、ワジディ・ムアワッドの戯曲を原作とした、ドゥニ・ヴィルヌーヴ初期の代表作。
まったく予備知識なしで観たので時期や場所を特定するテロップの不在や聞き慣れない地名に「中東近代史、よ>>続きを読む
去年のカンヌでパルムドール、今年のアカデミーで脚本賞を受賞した、フランスの法廷ミステリ。
って、とりあえず「法廷ミステリ」とカテゴライズしてしまったものの、そしてここまではギリネタバレに抵触しないと>>続きを読む
本来本体であるはずのスパイダーマン不在のまま粛々と緩々と進行し続けるソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)最新作。
このタイミングでの鑑賞ということで散々な前評判込みで臨みましたが、元々のSS>>続きを読む
第96回アカデミー脚色賞に輝いた、脚本家・コード・ジェファーソンの長編監督デビュー作。
現時点で邦訳が出てないらしい原作は勿論未読...なんで、肝心要の脚色の妙については触れられません、すみません。>>続きを読む
A24ブランド確立の立役者の一人、アリ・アスター監督最新作。
前2作はどちらもフェイバリットで運命論や家族という呪い(特に母と子の支配/被支配的関係)を軸とした不条理ホラーという概要は作家性として順>>続きを読む
今年度アカデミー賞でソフィア役のダニエル・ブルックスが助演女優賞ノミネートを果たしているミュージカル映画。
映画としては言わずもがなスピルバーグ版でお馴染みのアレのリメイクで、基となっているのは20>>続きを読む
まもなく新作が公開されるアリ・アスター監督の長編デビュー作。
10年代ホラーを代表するトラウマシーンをはじめ、ホラーファン以外にも映画好きには広く膾炙した衝撃のデビュー作で、劇場鑑賞時は「ジャンル的>>続きを読む
昨秋の公開以来ロングヒットを続け、映画としての評価も高いこちらを今さらチェック。
ベースとなるTVアニメ第6期をノーチェックなのは勿論、鬼太郎及び水木しげるに関してすら門外漢なので二の足踏んでたんで>>続きを読む
今年度アカデミー賞で主演&助演女優賞ノミネートのネトフリ映画。
タイトル通りマラソンスイミングのレジェンド、ダイアナ・ナイアドの自伝本を原作とした実話ベースもので、ノミネーションが示す通りアネット・>>続きを読む
今年度アカデミー賞ノミネートロジックでブラッドリー・クーパー監督・主演のネトフリ映画をチェック。20世紀アメリカを代表する音楽家の一人、レナード・バーンスタインの伝記ものです。
クラシックやミュージ>>続きを読む
作品賞をはじめ今年度アカデミー賞での複数ノミネートで注目を集める、ヨルゴス・ランティモス監督最新作。
原作はフランケンシュタイン及び作者周りからのインスパイアが明確らしいんですが、例によって未読なも>>続きを読む
公開規模こそ小さいものの満員御礼が続いている、2022年の杉並区長戦を中心とするドキュメンタリー。
注目度の高い選挙だったのでざっくりそのいきさつは予備知識としてはあって、シスターフッドやウーマンエ>>続きを読む
2017年公開のヨルゴス・ランティモス監督によるサイコホラー作。
あくまで前2作と比べてという但し書き付きながら状況自体はまだスタンダード...というかジャンル的ながら、観後感は「やっぱ変な映画ー」>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモスの名を広く知らしめるきっかけとなった、代表作にして出世作。
映画好きならおそらく未見の人にもなんとなく浸透しているであろう思考実験的かつキャッチーな設定は、ある種リアリティショ>>続きを読む
カンヌでの受賞、アカデミーでのノミネートでその名を周知させるきっかけとなった、ヨルゴス・ランティモス監督、2009年公開作。
キャリア初期っぽい低予算でドメスティック、そして尖った感性が前面に出た、>>続きを読む
日本でもかつて一世を風靡した感のあるフランス映画。いつ以来だかわからんぐらい久しぶりの再見です。
なまじ流行ったせいで00年代女子ウケオシャレ映画の代表格みたいなイメージが付いて回りがちながら、初見>>続きを読む
ジェームズ・ガン体制移行に伴いDCEU最終作となった「アクアマン」の2作目。
日本では「あのワイルド・スピードのジェームズ・ワン監督最新作!」なんて宣伝文句が識者をモヤらせてる訳ですが、そりゃジェー>>続きを読む
残念ながら日本では劇場公開スルーになってしまったDCEU第17作。DCEUのラストとなる「アクアマン2」鑑賞前のチェックです。
キャラクター自体の知名度は低いし著名スターキャスト不在だしDCEU自体>>続きを読む
前作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続く実話インスパイア系ヒューマンコメディ feat.トム・ハンクスなスピルバーグ監督作。
クラシックな香りすらするウェルメイドなストーリーテリングはヒロイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いろいろゴタゴタしているうちに前作から10年の時を経てようやく公開に至ったシリーズ第4弾。
その製作にまつわるトラブルは案の定はっきりマイナスに作用していて、長すぎるブランクのせいで正直そこまで待望>>続きを読む
前作同様前作から2年を経て公開されたシリーズ3作目。
「2」のダメダメっぷりゆえか、これは劇場に観に行かなかったと思う(いまいち記憶が曖昧)んだが、なにこれ、超面白いんですけど!
自然と先が読める>>続きを読む
前作から2年のインターバルを経て公開されたシリーズ第2作。
やや長めのアバンの段階ではとにかく景気いいスタートダッシュを決めるものの、どんどん尻すぼみ。高齢キャストが多いとはいえ、中盤から後半にかけ>>続きを読む