レオ

拷問男のレオのレビュー・感想・評価

拷問男(2012年製作の映画)
3.7
娘を殺された父親が犯人に拷問で復讐する話。

前半で主人公が復讐に至るまでの経緯をしっかり描いているので、行きすぎた私刑とは分かりつつも観る側は主人公に共感してしまう。役者の演技力が高いのがさらに感情移入を強めている。

後半の拷問シーンが見どころだけど、地下室というシチュエーションもあって画面が暗めなのと、なんだかんだ表現と拷問の内容を(ホラー要素がある映画の基準としては)抑えてあるため、思ったよりは直視できるレベル。歯を抜くのは痛そうだったね。

邦題はキャッチーさ重視だけど、終わり方は原題の通り娘を思う父親の悲しみにフォーカスした描写になってて中々に鬱。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆

■ジャンル項目(スリラー、ドラマ)
泣ける度:☆☆☆☆
ハラハラ度:☆☆
グロ度:☆☆☆☆
(恐怖度:30)
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