ソダーバーグっぽい（アウト・オブ・サイトのジェニロペの話をペーニャがするけど）。テッサ・トンプソンの部屋にアンドリュー・ワイエスのクリスティーナの世界が飾ってあったり彼女がジョン・ハーシーのアルジアーズ・モーテル事件（67年のデトロイトのアレね）やスーザン・ファルーディのバックラッシュ/逆襲される女たちを読んでたりと細部にこだわりがある。抑圧が争いを生むという言葉がボーヴォワールかプルードンのどちらが言ったのか論争や三島由紀夫の最期を解説しながら首を刎ねる貴族とかその首を持って帰るとか笑えないコメディの要素がいっぱい。ブコウスキーの書いた探偵小説みたい。スカルスガルドがいつも猫背なのはマイケル・ペーニャと一緒にフレームに入るためか？アルバカーキからレイキャビクにはさすがに何で？って声がでた。ケイレブはフリービーとビーンのあいつの感じ
