このレビューはネタバレを含みます
劇団イキウメの舞台は観たことがないけれど、映画「太陽」がかなり好きなのでこちらの公開も楽しみにしていました。
前半はかなり夢中になって見入っていたのですが、中だるみ感というか途中で飽きてきてしまい、個人的にはあまり響くものがなかったです。
物語の設定は決してキライではないんですが、宇宙人たった3人(3体?)で地球にやってきてチビチビと概念を集めていくショボい感じとか、意外と弱くてすぐくたばってしまってしまう残念な感じとか…
概念の奪い方もおでこツンかと思ったら、終盤は指差すだけで奪えてたりとかややブレてたり…
シリアスなのかと思ったら突然コメディちっくになったり…
最後に愛が勝つ映画は多いけど、よほどの説得力がないと受け入れられない質です。あの夫婦からそこまでの深い情や絆を感じられませんでした。
面白くないわけではないのにどこか残念…感情の持っていき方に困る作品でした。
設定·主題★★★
物語·脚本★★★
映像·演出★★★
配役·演技★★★
音楽 ★★