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散歩する侵略者のaymmのレビュー・感想・評価

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
3.9
「家族」「所有」「仕事」次々に奪われる概念。奪われて初めて気づく必要性。‬

‪地球侵略系SF映画というより、哲学ホラーという怖さが真に迫っていた。‬
‪人が人たる所以は
勝手に思考し、
誰かに依存し、
愛してしまうことなんだろう。‬

‪松田龍平の微妙な表情の変化が素晴らしい。‬人になった宇宙人だった。

音楽を変えて、CG映像のクオリティ上げたら立派なフランス映画になりそう。
カンヌ映画祭ある視点部門正式出品に納得。
ちょっとゾワっとする星新一が書きそうな感じ。
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